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スポーツ貧血
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スポーツ貧血はその名前のとおりスポーツが原因で生じる貧血を指します。陸上競技の中長距離走、サッカー、ラグビー、バスケットボール、剣道などのハードなスポーツを継続して行うアスリートによくみられます。アスリートのみならず、ハードな部活動に取り組む成長期のこどもにも多くみられます。
月経の影響があるため女性がなりやすい特徴もあります。

スポーツ貧血の原因としては、鉄欠乏(体内の鉄分が欠乏する)によるものが多く、次のような原因が指摘されています。
①激しい運動にともなう発汗により、体内から鉄が失われる
②着地などの動きで足底に繰り返し衝撃が加わり、血管内で赤血球の破壊(溶血)が起こる(溶血性貧血)
③トレーニングにより筋肉量が増加し、必要とされる鉄分が増えたため体内の鉄が不足する
④減量を目的としたカロリー制限などにより食事内容が偏ると、十分な鉄分を摂取できなくなる(体操競技やバレエなどで過度の体重管理を行った場合など)

以上のような症状がある時は、貧血を疑って、血液検査を受けましょう
スポーツ貧血でも、通常の鉄欠乏性貧血と同じように、鉄剤の内服(飲み薬)が治療の第一選択となります。吐き気や食欲低下などの副作用により鉄剤の内服が出来ない場合は、鉄剤の点滴治療をおこないます。鉄欠乏性貧血の場合、3~6カ月程度の通院治療が必要なケースが多いですが、貧血が改善したあとも再発する可能性が高いため、定期的な血液検査が大切です。血液検査の際には、貧血の程度(ヘモグロビン値)のみでなく、血清鉄や貯蔵鉄(フェリチン)の数値をモニタリングします。

運動競技能力の高いアスリートの方が、急にパフォーマンスが悪くなった時はスポーツ貧血の可能性を考えて、血液検査をおすすめします。
当院は鴨池陸上競技場、武道館の近くです。お気軽にご相談下さい。